レストア作業とセーリング

26日レストア作業へemilyに向かいます。キャビンで昼食を取りレストア作業開始。

先ずはスターンルームの天井貼り替えと照明をLEDへ交換です。スターンルームは

2室に分かれてます。天井は1室3枚、合計6枚のパネルです。1枚づつ外して合皮を

張ります。合皮の裏はシールになってるのでステッカーを張る要領で張って行きます。

 

天井版を取ると、ネジ受けの部分が駄目になってる個所が数ヶ所あり対処して置きます。

FRP部分の清掃も行ない、張り終えた天井版を取り付けて行きます。照明は1室1ヶ所。

電球照明を取外しLED照明とスイッチを取り付けます。スターンルームとバウルームは

天井版と木の部分が干渉していないのでワックス掛けはキャビンの天井版を外した時に

一緒に行うことにしました。

 

26日半日と27日で作業を終えました。スターンルームのLED照明は蛍光灯色です。

照明を燈すと真っ白な合皮と相まって明るさは2倍以上です。天井貼り替えと清掃で

綺麗になり木部分にワックスを施すと新艇のようになるでしょう。

1日半の作業を終え、明日はセーリングへ行くことに。

 

09:30 出港。北東の風14~16ノット。クローズホールドで玄海島方面に向かいます。

今日もメインセールはフラットニングリーフで対応。ジブセールは2ポイントまで

縮帆します。ブローは20ノット前後なので少しオーバーパワーです。

 

玄海島手前でタックしベアして戻ります。クオータリー帆走です。バックスティを

緩め、フラットニングリーフを開放し、カニンガムシートを緩めます。6艇のJ24と

すれ違います。レースがあるのかなぁ?と思ってると、ボートに乗った宮崎兄さんが

emilyに近づいて来られました。「ティラーが重いんだって?」『そうなんです。

水流が掛かると重いようです』私はセーリングクルーザーのティラーはemilyと

LittleWing艇の2艇の経験しかありません。確かにLittleWing艇のティラーは

軽々と動いていたのですが、それは艇の大きさの違い?だと思ってました。

 

emilyに乗り込み、ティラーを握って一言「これは・・・」数日前に船底塗装と

ティラーとジブファーラーの点検を依頼してました。

『今日はレースですか?』「そうですよ」J24ワンメークレースが行われるようです。

能古島南端まで戻りましたが、レースを観戦に行こうとジャイブします。能古島で

少しは風が遮られてますが、通常のジャイブは危険と判断しメインシートを引いて

ブームを中央付近まで持って来てジャイブします。

 

ジャイブ後ラフして、レース海域に向かいます。能古島を抜けると風が急に増します。

スタートまで少し時間があるので、このままクローズホールドで走ります。

レース海域では各艇が各々にスピンを揚げたり、タック・ジャイブの練習されてました。

タックしてメインセールの裏でジブを巻きます。風が強いのとファーラーが重いのと

重なりジブを巻き上げるのも一苦労です。エンジン始動し風上に立ててメインセールを

降ろして機走でレース海域へ向かいます。

 

スタートには間に合いませんでしたが、第一マークを回ってスピンを揚げる模様は

見れました。マークを回ってスピンポールをセットして揚げるまでに6秒前後です。

色とりどりのスピンが博多湾に展開して綺麗です。第一レースを観戦し、機走のまま

ハーバーへ12:30 戻りました。キャビンでカップ焼きそばとパンで昼食を取り帰宅

しました。