平戸・呼子シングルクルージング(平戸編)

年末に呼子・壱岐のクルージングを妻と計画してましたが、妻が体調を崩し不参加。

今年最後のクルージングもシングルとなりました。壱岐は2度行ったので予定を

変更し平戸へ行くことに。早朝より出発のため25日の夜emilyへ向かいヨット泊。

 

風予報を見ると軽風の追い風予報。到着時間が遅くなりそうなのでジェネカーで

走ることにしてファーラーをセットします。私のクルージングはセーリング目的で

機走は極力しないようにしてます。06:20 まだ真っ暗中出港。昨夜、家を出る時に

妻が「一人で怖くないとぉ?」と聞かれましたが『一人は慣れてるので大丈夫!

全く怖いとか思ったことはないよ』今年初めからemilyでセーリングを開始して

シングルでのセーリングは23回です。随分慣れてきました。

 

07:30 玄海島を越え外海へ。風予報と違って思ったより風が吹いてて10ノット前後。

暫くは様子を見るためジブとメインセールで走ります。思った通り14ノット超えまで

風が上がりました。シングルでのジェネカーセーリングは瞬時にメインの風を逃がせ

ても、ジェネカーシートは固定して置くので瞬時の対応が出来ません。片手にティラー

片手にジェネカーシートを持って引くことは無理です。10ノットぐらいまでは何とか

可能と思われますが、emilyの100㎡のジェネカーでは10ノットが限度です。

 

クオータリーで8ノット超えでセーリング、このままだとジェネカーの出番はなさそう

と思ってましたが 09:00 風が6ノット前後に急に落ちました。ジェネカーの出番です。

展開しますが、風向きが安定せずセールトリムを繰り返さなければなりません。

10:20 呼子沖に到着。相変わらず風向きが安定しないので、小川島の平瀬手前から

波戸岬までジェネカーを収納し機走に切り替えます。11:20 再びジェネカーを展開。

ラフコントロールでタックの位置を上下し調整したりジェネカートリムに集中します。

 

12:30 風向きが安定し8~10ノットの風になりました。ジェネカーがグイグイと

emilyを引っぱって2時間のセーリングを楽しめました。14:30 平戸港入港の準備を

します。事前に調べてた潮流をJeppesen Marine Plan2Navで再度確認。弱い追潮

です。Jeppesen Marine Plan2Navはリアルタイムの潮流が矢印と色で表示されます。

平戸港は無風状態で浮桟橋左側には1.2m程のフェンダーが備え付けられていました。

漁船の整備をされてた方が舫いを取っていただき 14:50 無事に着岸。

丁重にお礼を申し上げ、舫いをしっかりと固定します。直ぐ前の観光案内所で

受付します。立派な浮桟橋利用ですが無料です。片方にフェンダーが設置されて

いたので自艇のフェンダーは必要ありませんでした。ですが、取り付けてある

フェンダーの幅が1.2m程、emilyと浮桟橋の間が1.3~4mになるので乗下船時に

少し不安が… ルイの乗下船時に使うために制作してた渡し板が役に立ちました。

 

パンとコーヒーで遅い昼食を取り、ゆっくりしてマイチャリで平戸海上ホテルへ

入浴に向かいます。3年前に妻と妻の母と3人で泊まったホテルです。ホテルの

サービスで平戸ナイトツアーを今は亡き母と3人で楽しんだのが思い出されます。

 

入浴料600円。日帰り入浴は海望露天風呂と水族館大浴場・龍宮があり平戸大橋が

望める海望露天風呂へ。夕陽の平戸湾を眺めながら露天風呂にゆっくり浸かりました。

係留してるヨットを眺めながら入れる「国際観光ホテル 旗松亭」でも入浴出来ます。

こちらも入浴料600円です。


朝食・昼食ともパンだったのでガッツリ食べようと観光案内所で教えていただいた

レストラン " ベイリーフ " へ。先ずは生ビール、つまみに唐揚げを注文し風呂上がりの

一杯を美味しくいただきます。食事はハンバーグとエビフライ・クリームコロッケ付で

満腹になりました。

 

emilyに戻り明日の風予報を確認すると、北東の風4~6ノットでしたが、風速は

大きく外れることに。 

平戸の朝、今日も天気は良さそうです。停泊地平戸港は観光港なので漁船の引き波

そして小高い山に囲まれているので風でemilyが揺れることなくグッスリ眠れました。

平戸の探索へ出掛けます。旅行で来た時に妻が寄った妻が好きそうな雑貨と衣類の

お店によって今回私だけが楽しんでるので、過ぎてしまったけれど妻へクリスマス

プレゼントを。可愛らしいエプロンを購入しました。

 

昨日、食べれなかった平戸クルージングの目的でもある「チャンポン」を食べに

" 一ふじ食堂 " へ。10時開店と同時に入ってちゃんぽんを注文。こちらも妻と

義母と3人で美味しいねと食べた思い出が…  私のチャンポンの食し方は

先ずそのまま半分ぐらい食べてソースを垂らします。好みに合わせて胡椒を少々。

スープの味が違うチャンポンを楽しめます。

 

一ふじ食堂さんは観光客より地元の方が良く利用されてるようでメニューの

値段がリーズナブルです。今回食したチャンポンはとんこつベースです。

平戸名物飛魚出汁のあっさりチャンポンも美味しいです。私は大好きですが

あっさり目の薄味なので物足りないと思うかも?平戸チャンポンはもりとう食堂が

お勧めです。

 

                                                                  総距離45.50マイル(73.2㎞)