emilyにお泊り

14日、今日はemilyに泊まってみようとなり、トレーラーを牽いてハーバーへ。

お昼過ぎに到着。直ぐに船底塗装をお願いしてるⅯ氏とヤンマーディーゼルの

整備士の方が来られました。先日、セルモーターが回らない状態でしたので

一度専門業者に見てもらっていた方が良いとのことで診断の結果、エンジン始動

スイッチとセルモーターのリレーの交換作業となりました。エンジン始動用の

バッテリーも弱ってましたので交換。

 

エンジンは一発始動。シフトレバーの接点不良ではなかったようです。

翌朝の寒い時に始動しましたが全く問題なしです。これで船底塗装作業に入れます。

エンジンが始動しない限りバースより出すことは出来ませんでした。

 

ルイはハーバーに着いてから各ヨットが強風で押され桟橋とフェンダーが擦れる音が

動物の悲鳴のように聞こえたらしく、着いた時から落ち着かない状態でした。

emilyへ体重40㎏のルイを乗せるのが一苦労でした。

ライフラインの隙間から乗せようとしましたが、大型犬なので背中にライフラインが

引っ掛かかり、その後怖がって自ら乗ってくれません。中間のライフラインを

緩めましたが、一度怖い思いをすると犬は駄目なようです。ライフジャケットの

背中の取っ手を持って抱え上げて乗せる状態です。流石に40㎏は重いです。

怖がって尻込みしてるので尚更です。次回乗船用のスループを作ることにしました。

 

船内への急な階段は背中の取っ手を持ってリードすれば、山登りで慣れてますので

昇り降りは難無く出来るようになりました。

昼食がまだだったので、夕食も含めスーパーへ買い出しに出掛けました。

ルイは散歩で嬉しいのか、恐怖のハーバーから出られたので安心したのか分かりませんが

安堵の表情です。

 

昼食は折角牽いてきたのでトレーラーでいただきました。emilyに戻り、一苦労して

ルイを乗せます。相変わらず強風で揺れてますが、妻は少し酔った程度で「もう駄目!」

な状態とはならず、最悪の駄目な時のためにトレーラーを牽いてきてましたが

無用の長物となりました。

妻はCDを聞きながら読書、ルイもキャビンだと落ち着いて眠ってます。

私はエンジンを始動したり、装備やシート類の確認。思い思いにemilyを満喫します。

夕食終えて、少し経った頃に風が治まりだしました。揺れも同時に治まります。

GPV気象予報で確認すると夜半過ぎから、また強くなりそうです。

妻はワインをいただき、早めに就寝。私は山で使ってた9インチテレビの設置、CDを

聞きながらルイを撫でたりして、22時過ぎに就寝。

 

02時にトイレで目が覚めると強風で揺れてます。妻はワインのお蔭でグッスリ眠ってます。

私は目がさえて眠れないので、FMラジオを聞きながらパソコンでネットを観たりします。

翌朝も風は残ってますが、昨夜ほどではありません。

 

今日は日曜日なので、出航していく艇が数隻ありました。

バースからの離岸を興味津々で拝見します。慣れたラットやティラー捌きで離岸して

行かれました。

朝食後、修理個所の確認を終えて、デッキでゆっくりしてるとM氏が来られ、30分程度で

良ければ離着岸の手解きをしていただけるとのこと、離着岸の講習会となりました。

 

妻とルイをバウのデッキに乗せて離岸します。私がemilyを桟橋より押して

バウ付近で乗り込み、M氏は舵を切り後進より前進にして離岸終了。

慣れてる方が行うと何でもないような感じですが、舵の切り方や動力等のタイミングが

大事だと思いました。ハーバーの待機所?で前進・後進を繰り返し、風の影響や

動力を切り替えて停止するまでの感じを習いました。

 

フォールデングペラなので、動力なしの前進より後進に切り替えた場合、ペラの開きが

不十分だと動力性能が発揮できません。一旦回転を上げてペラを開いた方が良さそうです。

30分程度でしたので、艇の動きやエンジンの感じがまだ掴めてませんが、何となくの

感じだけは習得しました。教習艇は4mのプレジャーボートでしたので、全長11,6m

全幅3,85mのemilyを完璧に操船するには慣れが必要だと感じました。

 

1泊の体験お泊りを終え、妻の船酔いも思ったより軽く、少しでしたが操船出来たので

有意義な2日間でした。

ルイは初めての乗船で終始震えてたようです。走る船と云うものに初めて乗ったので

周りが海の環境に理解出来ず怖かったのでしょう。こちらも慣れが必要かと。

船舶免許も13日に届き、初セーリングが楽しみです。

 

emily福岡に到着!                     只今 船底塗装作業中