ジャヌー38 CUSTOMとの出会い

妻が私の夢を叶えてくれました。

『実はね、クルーザーのオーナーになることが夢なんよね』「へぇ~、知らんかったぁ。

でも、今まで一言も言わなかったやん」『維持費も掛かるし、言えんかったんよ』

そんな会話が行われたわけでして…

 

老後のための貯金の一部を私の夢に使うことを許してくれました。奥様に感謝です!

予算を決めて、まずは艇をネットで物色。同時に艇を置けるヨットハーバーを探します。

近隣の福岡のハーバーは何処も年間保管料が高くて却下です。毎年掛かる維持費なので

安いに越したことはありません。で、探し当てたのが " 西海パールシーマリーナ " です。

自宅からは高速利用で2時間走らなければなりませんが、最高の景観でクルージングが

楽しめます。ハーバーの料金も福岡の半額ほどです。

 

早速、妻を誘って西海パールシーマリーナへ行くことにしました。

妻は船酔いしやすいタイプで、ダイビングをしてた頃ボートダイブ(モーターボート)で

船酔いすることがシバシバありました。『ヨットはね、モーターボートと違って船酔いは

しにくいよ。一度乗ってみたら』と。私は友人の叔父さんのクルーザーで数度クルーを

してました。壱岐へのクルージング、レースのクルーを数度お手伝いぐらいですが。

 

西海パールシーマリーナでクルーザーでのクルージングの予約して出掛けました。

到着後ハーバーを見て回り、いよいよ乗船です。艇はヤマハ33、ラット使用のクルーザー

です。車のハンドルと同じ操作なので、妻がスキッパーでラットを握ります。

 

艇を出してくれたのが、西海パールシーマリーナのⅯさんでした。Mさんとは係留の

件で電話にてお話してましたので、直ぐにヨット談話で打ち解けて話せました。

セーリング出来るとこまで機走し、セールを上げます。するとスーと揺れずに

走り出しました。

運良く、風は微風で波も穏やかだったので、1時間ちょっとの乗船でしたが妻は船酔い

することもありませんでした。

 

乗船後、S氏(Ⅿさんの師匠)と色々とお話させていただき、艇が決まったらご同行

いただけるとのこと。素人の私はクルーザーの相場や装備、艇の程度等が分かりませんので

心強いお言葉でした。Ⅿさんにハーバーや設備等を案内していただきました。

 

妻から正式にお許しいただき、クルーザー購入の予定を立てます。

係留料、保険、船舶・無線免許費用、回航料、ウェアー・シューズや小物、シングルでも

出航できる装備等を計算し、予算内で艇の値段を出しました。

 

35~40フィートのクルーザーを考えてましたので、もちろん中古艇を探します。

予算内でババリア35ジャヌー38 CUSTOMが候補に挙がりました。

 

ババリア35は私が見に行く前に売れてしまい、ジャヌー38のみを見に行くことに。

S氏に同行いただき、神奈川の京急マリーナへ向かいます。

販売店のスループ・ジョンBのTさんに宿を取ってもらい、翌日(11月6日)初対面です。

 

陸揚げされてるジャヌー38は更に大きく見えます。

Sさんから「クルーザーは3フィート長くなると1.5倍の大きさになる」と云われて

ましたが、実感しました。妻と西海パールシーマリーナで乗船したクルーザーが33フィート

だったので、5フィート違います。

 

Sさんに隅々まで見ていただき、帆走していただけるとのことで海へ。

私的には艇が重く感じましたが、強風でも安定して乗れるのでは?と思いました。

風も微風で波もありませんでしたが、機走中、船内に入ってても揺れは殆どありません。

これなら、妻の船酔いも軽減されるのではと、安心しました。

 

2時間のセーリングを終え、陸揚げ後オーナーさんにSさんが色々と艇のことを

訪ねられていました。Sさんに同行いただき心強いです。

後日、返事をすることで帰路に着きました。

 

Sさんにご一緒していただき、ヨットや海のことを沢山お話しできて有意義な2日間を

過ごせました。帰りの飛行機で「あの艇なら買っても大丈夫!」とのお墨付きをいただき

翌日購入の電話を入れました。

 

回航手配、船舶免許取得、そしてウェアーやライフジャケット、デッキシューズ、グローブ

ハンディGPSの航海地図ソフト、ジェネカーファーラー、ハンディ電動ウインチ等の

手配を済ませます。

 

妻が予算を増やしてくれたので、一応全て揃えることが出来ました。

今年の年末年始は、山(毎年恒例で坊がつるテント泊でした)でなく海で新年を迎えることに

なりそうです。 

 

                              購入(その他の費用)

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